製造業38年のベテラン社員が、生成AI研修でリスキリングに挑戦

製造業で品質管理と品質保証を担当するシニア社員がスパルタの生成AI研修を受けた経験について詳しくご紹介します。
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Mar 31, 2025
製造業38年のベテラン社員が、生成AI研修でリスキリングに挑戦
 
今回インタビューにご協力いただいた受講者のKさんは、日本を代表する大手製造企業で長年技術領域全般を経験し、現在は品質保証の責任者として活躍されている、シニア世代の社員です。
「生成AIやPythonといった言葉は聞いたことはあるけれど、自分が使いこなせるイメージがまったく湧かない」と話していたKさんが参加を決意したのが、TeamSpartaの“スパルタ式”生成AI研修。今回なぜ、個人の活動の一環として受講しようと思ったのか、またその成果や製造業における生成AI活用の可能性とは、について幅広くお話を伺いました。

TeamSpartaの生成AI研修を受講した背景と目的

 
受講生のKさん(左)とTeamSpartaのカントリーマネージャー小荒田(右)
受講生のKさん(左)とTeamSpartaのカントリーマネージャー小荒田(右)
 
インタビュアー(以下、スパルタ):
本日はお時間をいただきありがとうございます!まずはKさんの現在のお仕事について、簡単に教えていただけますか?
受講生のKさん:(以下、Kさん)
私は製造業の会社で、品質保証の責任者をしています。約38年、同じ会社に勤めてきました。特に2015年頃から、企業のグローバル化に伴って社内文化や業務の進め方が大きく変わりました。そうした中で後継者育成や知見の継承にも携わりながら、全社的な最適化を目指して品質マネジメント業務や、その業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
スパルタ:
まさに現場を長年見てこられた立場ですね。そんなKさんが、生成AIを学ぼうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
Kさん:
きっかけは、ある種の“焦り”でした。社内でDXが進む中、自分もデジタル技術に触れる機会は増えていたものの、「本当に理解できているのか?」「使いこなせているのか?」と考えると自信がありませんでした。
それなのに「デジタル化を推進しよう」と言っている自分に、どこか矛盾を感じていたんです。
特にプロセス型の製造業は、モジュール化された製品と違い、人の判断や調整が欠かせません。だからこそ、生成AIのような技術がどう役立つのか、自分で確かめたかったんです。
生成AIやPythonといった言葉は知っていましたが、「自分には縁がない」と思っていて……。でもこのままではいけないと感じ、思い切って飛び込みました。

研修による業務改善の具体的な成果

スパルタ:
研修を受けて、業務にはどんな変化がありましたか?特にオリジナルプロジェクトの影響について教えてください。
Kさん:
一番大きかったのはデータ集計業務の効率化です。以前は月初に2〜3時間かかっていた作業が、今では1時間ほどで終わるようになりました。Excel関数を活用することで、かなり短縮できました。
スパルタ:
時間短縮はとても大きな変化ですね!具体的には、どんな作業だったんでしょうか?
Kさん:
各拠点の在庫データを集め、「どの部門でどんなミスが起きているか」を分析する業務です。ピボットテーブルでは不十分で、手作業も多かったんですが、生成AIに関数構造を相談しながら作り直した結果、拠点別・要因別の集計表がほぼ自動で出力できるようになりました。
このおかげで、データ分析のスピードが上がり、ミスの原因の把握や報告がより正確で効率的になりました。
出典:ImageFX
出典:ImageFX
スパルタ:
まさに現場課題を解決するプロジェクトですね。技術的に大変だった点はありませんでしたか?
Kさん:
最初は「PythonやVBAスキルが必要かも」と思いましたが、実際には“今の自分にできる範囲で課題を解決する力”が重要だと気づきました。
今回もExcel関数だけで解決できましたが、生成AIとどう対話すればいいかを学べたのが大きかったですね。関数構造を相談したり、エラー時にどう修正するかを聞きながら、自分なりの解決手順を組み立てる経験は新鮮でしたし、手を動かすことで理解が深まりました。
スパルタ:
実際の業務課題に直結していたからこそ、成果につながったんですね。「スパルタ式研修」も、“業務に活かせるプロジェクト”を軸にした学びを大事にしています。
Kさん:
本当にそう思います。自分の業務に合ったテーマだったから、モチベーションを維持できましたし、人に引き継げる形で改善できたのも大きな成果でした。
最初は、「生成AIって難しそう」「Pythonなんて無理」と思っていましたが、実際に触れてみると意外とできることが多くて驚きました。
プロジェクトを進める中で、「こう聞けば答えてくれるんだ」「こう整理すれば伝わるんだ」といった学びの気づきがどんどん出てきて、最終的には“使いこなす視点”で生成AIを見られるようになったことが、一番の収穫です。

シニア世代でも「今からでも遅くない」と思えた学びの手応え

スパルタ:
Kさんは長年現場で活躍されてきた立場として、今回のような生成AIの研修に対して、抵抗感のようなものはございませんでしたか?
Kさん:
正直、ありましたね。私たちシニア世代にとって、生成AIやPythonのような新しい技術はどうしても構えてしまいがちなんですが、今回の研修は、実際に手を動かしながら学べたので、「自分でもできるかもしれない」と思える瞬間が何度もあって、気づけば、“学ぶこと自体が楽しくなっていた”んです。また、生成AIを使っての学びは非常に効率的で、これまでデータ分析やPythonなどの新しい学びを敬遠してきた私のようなシニア世代であっても、現役世代のスキルに一足飛びに追いつくパワーを秘めていると感じました。
もうひとつ印象に残っているのは、以前別の学びの場で聞いた言葉「日本の製造業に必要なのは現場サイエンティスト。現場を知る人こそ、テクノロジーを学べば最大の成果が出せる」です。 今回の研修を通じて、本当にその通りだと実感しました。長年の経験と、今回得られた生成AIの知識を掛け合わせることで、自分でも新しい価値を生み出せるんだと気づけたのは大きかったですね。
スパルタ: ありがとうございます。Kさんのように現場を知っているからこそ見える課題に、生成AIの視点を掛け合わせていくというのは、まさに今、多くの企業にとって重要な取り組みだと思います。

製造業における生成AI活用の可能性

スパルタ:
製造業で長年ご活躍されてきたKさんから見て、生成AIは現場でどのように活用できると感じましたか?
Kさん:
製造プロセスでも事務業務でも、生成AIは大きく活用できると思います。
製造現場では、過去の不良データから不具合の予測や、ボトルネックの検出に使えると感じます。まだ人の目や勘に頼る部分が多いので、そこをデータで補えるのは非常に有効です。
事務業務では、月初の集計や報告書作成などの定型業務の自動化・効率化が特に効果的です。
私自身、今回の研修を通じてその効果を実感しましたし、**単に作業を減らすだけでなく、「見落としていた改善ポイントに気づける」**という点でも価値を感じました。
スパルタ:
現場でもバックオフィスでも効果があるというのは説得力がありますね。Kさんのように現場の視点で生成AIを取り入れていくことが、製造業の変化に必要だと私たちも実感しています。

最後に

スパルタ:
ここまでたくさんお話を伺ってきましたが、最後に、同じ製造業で働く方々や、これから生成AIを学ぼうか迷っている方に向けて、メッセージをいただけますか?
Kさん:
そうですね。生成AIやデジタル技術に対して、不安や苦手意識がある方も多いと思います。私自身も最初はそうでしたが、実際に触れてみることで、その有用性や業務改善の可能性が少しずつ見えてきました。
少しずつでもいいから、まずは自分で動いてみること、挑戦してみること、それがDX成功への第一歩だと思います。
また、自分が育成している若手社員と”学び”や”成長”について、同じ目線で話ができ共感できるようになったことも、活動を主導する立場としては、大きな成果でした。
特別なスキルや準備がなくても、“現場の課題を解決したい”という気持ちがあれば、必ず成果に繋がると感じています。
スパルタ:
ありがとうございます。Kさんのように、一歩踏み出してくれた方の言葉には本当に力があります。今日のお話が、同じように迷っている方の背中を押すきっかけになれば嬉しいです!
本日は貴重なお話をありがとうございました!

まとめ:TeamSpartaの生成AI研修について

今回のインタビューを通じて、製造業の品質管理・品質保証という専門性の高い現場においても、生成AIが業務改善や業務効率化に大きく貢献できることが伝わってきました。
Kさんのようなベテラン社員が抱える「デジタル化への対応の遅れ」への不安や、「自分にも使えるのか?」という疑問は、多くの現場で共通するものです。
スパルタ式研修では、自分の業務に直結した課題をもとに生成AIを活用する実践型の学びを通して、その不安を自信と成果に変えることができます。
「本当に使える力を、現場の中で育てたい」そんな方にこそ、TeamSpartaの“スパルタ式”生成AI研修をご検討ください。
https://spartaai.oopy.io/
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